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ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

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ななななんてへんてこりんな絵画!そして生き様!

超低金利漫画家:長谷川哲也さんの3月20日の日記で知った、超絶変態アウトサイダーアーティストHenry Dargerの作品を集めて載せているサイトです。

>>Henry Darger: Art

>>Henry Darger: MoreArt

長谷川さんの日記を読んでもらえばダーガーのすごさは充分わかると思うのですが、飛んでくれない人のために柳下毅一郎氏のダーガー紹介文を、下記にコピペさせていただきました。

シカゴの病院で雑役婦として働いていたダーガーは誰にとっても「無害な老人」だった。ほとんど誰とも口をきかず、もちろん友人など一人も居なかった。だから死後、その部屋を見た人たちは大いに驚くことになる。部屋からは15巻15000ページからなる長大な小説(異世界での戦争年代記であり一説では世界最長のファンタジー小説)と、長さ3メートルの絵巻物数十枚を綴じた3冊の画集が発見されたのだ。

小説もだが、それ以上に注目されたのが絵である。そこに描かれていたのは花畑で戯れる裸の少女たちと、彼女らを襲い残虐な拷問にかける悪鬼のような兵士たちの姿だった。少女たちの股間にはペニスが生えていた。(たぶんダーガーは女性器を見たことがなかったのだろう)彼女たちは首を吊られ、手足を切断され、腹を裂かれはらわたを引きずり出される。これが妙に牧歌的な風景の中で繰りひろげられているのが逆に恐怖感を煽り立てる。「無害な老人」の中に隠れていた闇の深さに誰もが息を飲んだ。(中略)その手際の鮮やかさと幼稚さを突き抜けたような奇想ととてつもない執念によってダーガーは商業芸術家には絶対にたどりつけない境地に屹立するのだ。


脳内の王国そのまま表現できるなんてすげえ。
ダーガーの作品はかれこれ10年以上前の『パラレル・ビジョン展』においてすでに紹介されており、私も大学時代に何度か目にしていたのですが、作品に上記のような背景があったとは全く知りませんでした。

4月までワタリウムで展覧会があったそうなのですが、これも見逃したとは一生の不覚。

↓作品集出てました!

>>ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

Posted by でどちん at 2003年10月08日 16:40