Filmへんてこ
知っているとちょっと自慢できるへんてこ映像を紹介します。レビュー求む。
2005年02月27日
竹熊さんによる世界最初期のアニメ作家W・マッケイ考

竹熊健太郎氏のBLOG、たけくまメモにて世界最初期のアニメーション作家、ウインザー・マッケイについての紹介記事がありました。
大変丁寧な解説で、WEBの正しい使い道というのを再認識させられます。このように良質なエントリーを1ヶ月もたってから発見するとは私のていたらく加減を呪うばかりです。未見の方は是非この機会にご覧あれ。
>>たけくまメモ: W・マッケイとアニメーションの始原(1)
>>たけくまメモ: W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!
氏が集められたアーカイブ集から『リトル・ニモ』の動画を見ることができます。
発想の自由さと造形の美しさには感激しました。約100年も前にこんなに素晴らしい作品があったとはただただ驚くばかりです。
ウインザー・マッケイ作品は私も未見でしたし、語れることも何もないので竹熊さんのエントリーにただリンクするだけになってしまいました。精進します。。。
2004年04月16日
STUDIO4℃が放つ映像万博、『MIND GAME』
コメント省略ぎみで。

STUDIO4℃が、劇場版クレしんのアニメーター、湯浅政明を監督に迎えて、ロビン西原作の幻の名作コミック「MIND GAME」を映画化したそうです。ロビン西ってどんな漫画描くんだっけ?忘れちゃった。
テレビでちらっとみたのですが、かなりわけのわからないへんてこ映像でした。吉本芸人が2Dになったり3Dになったりしてました。
アスミックエース配給で今夏より。えーとシネクイント単館上映ですかこれは?
WEBアニメスタイルに試写の感想があります。
2004年04月02日
テディベアのルドヴィック
三十路でアニメさんで紹介されていた、カナダの巨匠コ・ホードマンの新作映画。
テディベア・ルドヴィックの出会いと冒険を描いたパペット・アニメーション。季節ごと4話に別れた48分の作品ですが制作には5年を費やしたそうです。
「三十路でアニメ」の成松さんも書いておられますが、サイトのキュートキュートした感じはちょっとなんとかして欲しいです。コ・ホードマンって言ったらものすごく子供のことを考えて作品を作る人で、すごく真面目な方なんですよ。配給する側もそこんとこ汲んで、もっと教育的な価値をアピールしたらいいと思うんだけど、どうしても商売だから、一番単純に客が飛びつきそうな「かわいさ」「オシャレ感」を前面に出してしまうんでしょうね。これではストレンジアニメの価値はいつまでたっても向上しません。「ストレンジだかなんだかしらねえがアニメなんてマニアの観るもの、子供の観るもの。」で片づけられて終わりになってしまいます。変な色づけはしないで、ストレートに作品の良さ、貴重さを伝えて欲しいものです。
「三十路でアニメ」の成松さんは東京アニメフェアも見に行かれたそうで先日とりあげた「destino」もすでにご覧になられた模様。
私も予告動画見た限りでは夢世界の冒険潭か何かだと思っていたのですけど、テーマは野球だそうで…。
ますます観たくなりました。
2004年03月22日
現代アニメーション講座2004「岩井俊雄 ノーマン・マクラレンを語る」
GON'S ANIMATION LIMBOで知った「こどもの城」での企画。ううーん、いきたいのはやまやまなんですが週末は予定がいっぱいだー。
日時:3月28日(日)18:00〜20:00
会場:こどもの城 4階Bスタジオ
渋谷区神宮前5-53-1(渋谷駅または地下鉄表参道駅徒歩8分)
講師:岩井俊雄
受講料:2,000円(講演聴講料)
協力:日本アニメーション学会
問い合せ:AV事業部 03-3797-5664(担当:昼間)
予約申込み:
FAX:03-3797-5676
E-mail:avb@kodomono-shiro.or.jp
氏名、年齢、職業(または学年)、連絡先(電話番号、メールアドレス)、3月28日「現代アニメーション講座2004」希望と明記のこと。(※当日受付あり)
アニメーションの表現を開拓し、後進に多大な影響をもたらしたカナダのアニメーション作家ノーマン・マクラレンについて、日本を代表するメディア・アーティストの岩井俊雄氏が、映像メディアの成り立ちと表現との関係を軸にした視点で、参考作品をフィルムで見ながら、マクラレン作品を分析し、現代の映像メディアとの関連などを含めて解説します。
とのこと。ただし「こどもの城」サイトにはこの催しに関する記述がなかったので、必ず電話などで確認してください。
こどもの城では他にも3/28日〜4/5までカナダのアニメーション特集やってます。
ルネ・ラルー監督死去か?
「ファンタスティック・プラネット」、「時の支配者」などでストレンジアニメファンには絶大な人気のあったフランスの監督、ルネ・ラルー氏が心臓発作で亡くなったらしいとのこと。
三十路でアニメさん(切ないタイトルですなあ…)で知りました。訃報続きでへこみます。
赤松若樹氏の日記に詳細があります。
2004年03月17日
ペットショップボーイズ&欽ちゃんの仮装大賞コラボPV

昨日今日と載せたいネタ多すぎ、もうちょっと分散してくれないものか。
インサイターさんがいち早くPVのありかを探ってきたのでうちも便乗させていただきます。
消されちゃったりしたらかなわんのでURL表記にとどめますよ。
http://www.petshopboys.co.uk/news/PUP_Flamboyant.asp?id=3
すげえよすげえ日本すげえ狂ってるね。こんなとこに私たちは住んでいるのですね。
ときどきカラオケのBGVみたいになるのがまた安っぽくていいですね。
PVのために即席で考えたんだろうからしょうがないけど会社員のネタがいまいちインパクトにかけますなあ。
欽ちゃんが思いっきり同情票集めて最後に藤田弓子が1票入れてギリギリ入選ってところか。
2004年03月16日
チェコ・アニメナイト

4月3日(土)23:30分よりテアトル銀座にてチェコ・アニメナイトが催されます。
チェコアニメが熱い熱いと騒がれて久しいのですが、そんなに面白くもない作品でもチェコってだけで祭りあげられてる感があったので距離を置いていたのですが、今回のLUCA誌が企画したこのセレクションはバランスがとてもいいと思います。一夜限りのイベントなのでどのプログラムに行くべきか迷ってしまいますね。
しかし2500円とはちと高めです。オールナイトでこれらの作品を上映するってのは、寝てくださいと言わんばかりなので、見に行く方はたっぷりお昼寝しておくことをおすすめします。
※テアトル銀座ではカレル・ゼマン・レトロスペクティブも上映中。見逃していた方は是非この機会に。
カーディガンズの放送禁止PV by ヨナス・アカーランド

はてなダイアリー - 町山智浩アメリカ日記で知った、カーディガンズの放送禁止PV。監督はヨナス・アカーランド。
ニナの暴走とtatooで充分すごいですが、オチがそれを上回る衝撃度です。
普通は直前で終わりにしてあとはご想像におまかせしますってな具合にするのに、そこを敢えて撮りきってしまうところが画期的です。まさしくガールポップ・バンドではありえない反則PV。
マッドマックスの悪者でもあんな最期は遂げまいと思います。
このシングル曲「マイ・フェヴァリット・ゲーム」はグランツーリスモというアルバムに収録されているのですが、このアルバムはそれまでのカーディガンズのアイドル・ポップ路線とはちょっと違って、ロック、エレクトロニカなどのテイストを取り入れ、バンドのイメチェンをはかった意欲作でした。
そういう意味ではピッタリなPVだったのかもしれませんが、最期の2秒削るだけでちゃんと放送できたのにバッカでえと思わずにはいられません。
そこを気にせずやってしまうあたりが天才を感じさせます。クリス・カニンガムと似ています。
>>ビデオクリップ:マイ・フェヴァリット・ゲーム(10.9 MB)
*一部ショッキングな映像が含まれています。
>>ヨナス・アカーランド監督の最新映画「Spun」オフィシャルサイト
*うちのせいかどうかわかりませんが、動画のリンク先サーバが落ちてしまいました。復旧するのを待ちましょう。
*町山さんの日記では同監督によるプロディジーの「Smack My Bitch Up」のPVも紹介されています。こちらもものすごくドラッギーな映像。
今後のアカーランド監督の活躍が楽しみです。聞いたところによるとDirectors labelの次回作候補にもなっているとかいないとか…。
2004年03月10日
レビュー:DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック
あ、そうそう発売日に届いたので土日使って見たのだけどイノセンスとかも見に行ったりもしてたので、すっかりレビューが遅くなりました。
海外版は早い段階で手に入れることが可能だったのですが、日本語版を待っていて正解でした。特にミシェル・ゴンドリーのブックレットは素晴らしいです。これが読めると読めないとではまったく面白さが違ってくると思います。
3本ざっと見て思ったことは
・ミシェル = 脳天気な天才
・スパイク = 苦悩するアイデアマン
・クリス = イカレたテクノっ子
という印象。ブックレットの中身を読むとスパイクもクリスも、ミシェルのことを、「とてもかなわない相手」だと思っているようで、ビョーク関係の仕事は、当然ミシェルの仕事と比べられてしまうので、本当はやりたくなかったと告白しています。
3本の中で圧倒的なのはやはりミシェルの作品です。
作品数も内容も、他の2本がおまけに見えるほど充実していて、このDVDに対するミシェルの入れ込みようと、サービス精神が伺えます。オープニングやメインメニューでさえもクスクス笑ってしまう楽しい演出がなされています。
一番感動したのは先にも述べましたが、特典のブックレットで、ミシェルの子供時代、教師が黒板に長い直線を描いて、そのまま教室から出て行ってしまったという「永遠について」の話や、キルスティン・ダンストに「あなたに裸は見せられない」といわれて傷ついた「女の子について」の話など、どれも興味深く、まるでポエムのような、本当にミシェルらしい、かわいらしいエピソードがたくさん書かれています。
もしこれからこのDVDを買おうと考えている方がいるなら断然ミシェル・ゴンドリーのものをおすすめします。幾何学的で、永遠で、本当に手品を見ているような映像です。
逆にがっかりしたのはクリスのDVDで、期待したほど中身がありませんでした。まあ今まで彼のことはほとんどわからなかったのでブックレットで元とった気はしますが、単品ではそんなに買うほどでもないかなという感じ。もちろん彼の作品を初めて見る人にとっては腰の抜けるような映像でしょうからそこはフォローしておきます。
ブックレットを読んでびっくりしたことに、彼は日本のマンガには興味がないらしいんですよ。
ビョークのPV、「All is full of love」は絶対に攻殻機動隊のオープニングのパクリだと思っていたのに違ったのかと不思議に思いました。
クリスのことを狂気の青年と書いたのはブックレットに描かれた彼の絵画がかなりイカレている(性器、飛び出た眼球、奇形様の人体などがからみあっている薄気味の悪い絵画)のと、自分の作品が他人に不快感を与える可能性についてみじんも意に介していない様子であることからです(実際彼の作品は多数放送禁止になっています)。
もうちょっと繊細な人かと思っていましたが、すごく性格悪そうでした(わらい)。そのくらいでないとああいう映像は作れないのかも知れませんが。
ブックレットも作品も性格も真っ黒なクリスと比べると、スパイクは人柄、作品ともいたって人間的なのでとても好感がもてます。
出演者のクリストファー・ウォーケンがあまりに無表情なので困った話や、ワイヤーアクションのスタッフがダメダメで本気で泣きそうになったなど、「わかるなあ」という感じ。その普通な人ぶりが逆に作品もちょっと常識的な範囲に押しとどめているような気がして、ミシェルと比べるとどうしてもあと一歩な気がしました。
スパイクの作品に対して出演者が音声解説をつけてくれているのが面白かったです。
【Directors Label感想リンク】
●はてなダイアリー - MUSIC-VIDEODROME
・Sジョーンズ、Mゴンドリー、Cカニンガムインタビュー
・SPIKE JONZE BEST SELECTION
・CHRIS CUNNINGHAM BEST SELECTION
・MICHEL GONDRY BEST SELECTION
素晴らしい内容の濃さです。いつもdoyさんの日記を読むとMTVや衛星放送を見れる環境がうらやましくなってしょうがありません。
●SATEBON.com
・SATEBON.com What's Up Archive
DVDをすごく安く買ったそうですがどこなんでしょう?SATEBONさんのフィルムレビューも量、質ともに濃いのでいつも見させていただいています。
---追記
このDVDに対する興味深い指摘が寄せられましたので掲載させていただきます。
abeaさんの書き込みより
・ビースティのSabotageにおいて、MTV放映時は人が飛び降りるカットだったがDVDでは車のカットに挿し変わっている.日本用に編集したのかスパイクが編集しなおしたは不明。
・DVDを日本版にするにあたって、海外から支給された素材がいいかげんだったために、編集し直す手間が発生したので発売が遅れたらしい。
ポコペンさんの書き込みより
・「永遠の12才」でミシェルとお母様が普通に会話しているところが逆チャンネルになっている
2004年03月03日
ディズニー×ダリ=destinoとアカデミー短編アニメ賞

久しく未完のままだったロイ・ディズニー×ダリのアニメ「Destino」がCGで甦り、2003年末に発表されましたが、惜しくも今期のアカデミー短編アニメ賞を逃したようです。残念。
早く全貌を見たいものです。
「Destino」のサンプルムービーが見れるサイトがawn.comにありましたのでリンクしておきます。
【関連】第76回アカデミー短編アニメ賞まとめ(AWN)
>>2004 AWN Oscar Showcase
・Harvey Krumpet(受賞作)
・Destino
・NIBBLES
・boundin'
・Gone Nutty
世界自然・野生生物映像祭 in 東京

現時点でまだ一ヶ月も先の話ですが、すぐ忘れてしまうのでエントリーしておきます。世界の野生生物を撮影したドキュメンタリーの上映会が有明のパナソニックセンターで行われる模様。こういうイベントが毎年行われていたのを知らずに生きてきました。損した気分です。
これら貴重な映像作品を見るのになんと参加費無料とのことです。土曜のプログラムが個人的に興味津々なので出かけようと思います。
また、新宿のミニシアターでは週替わりで野生生物映像を上映しているそうです。3月11日のウミヘビ特集をちょっと見たいなと思っています。
2004年02月27日
ビデオ:3びきのこぐまさん

先日紀伊国屋サザンシアターにおける「日本アートアニメーション映画選集:完成記念上映会」で上映された、「3びきのこぐまさん」のビデオが婦人之友社から通販で買えるようになっていました。会場では、そのなんでもありな内容のために爆笑が起こっていました。
寝ているアヒル息子を、エサのドジョウが起こしに来て、そのドジョウを食べようと追いかけたアヒル息子が戸棚に入ってしまい、アヒル父さんは、息子がいなくなったと大騒ぎして、親友のこぐまさんに探偵を頼む…という、のっけから??な展開。
私もこのビデオを会場でゲットしましたが、1本10分の内容が3回リピートで入っているという、完全に児童館対応な作りで、正直大人がストレンジアニメとして見るのにはちと物足りないです。まあ70年前にこれだけ海外テイストなアニメーションが国内ですでに作られていたというだけでかなり驚きなわけで、メイキングだの作者へのインタビュー映像だのがなくても我慢しろという話。モノクロです。
内容が上記ビデオと同じかどうかわかりませんがamazonで絵本も購入できるようです。



